11月8日(日)に、日本陸上競技連盟公認 スーパーレディス駅伝30kmロードレースコース(福井県福井市)で行われた「第31回FUKUIスーパーレディス駅伝2015」に、キヤノン アスリート クラブ 九州が出場し3位入賞しました。
1区を任された城戸 智恵子選手は集団の中で落ち着いてレースを進めましたが、最後は少し離されてしまい、トップと14秒差、2位集団とは6秒差の6位で2区へ。
2区の真柄 碧選手は、3秒前にいた積水化学の井原 未帆選手の背中を追いながら順位を3つ上げ、2位と7秒差の3位でタスキリレー。
タスキを受取った3区の平井 恵選手は最初から積極的に走り、前を走る積水化学の山本 知世選手に詰め寄ると、そのままペースを上げて先頭のヤマダ電機を追いかけました。積極的な走りが功を奏し、順位を上げることはできなかったものの、区間賞を獲得する快走で先頭との差を14秒まで縮めて4区へ。
4区の宇都宮 亜未選手は、前を走る積水化学の堀川 倫選手を抜いて2位に上がると、後ろから物凄い勢いで上がってきた九電工のムルリ・マリアム・ワイディラ選手に抜かれても簡単には諦めずに粘り、順位は3位のまま5区へ。
5区の竹本 由佳選手は、悔しい思いをした予選会での走りを彷彿とさせる快走で順位を1つ上げると、そのまま先頭を走るヤマダ電機の森 唯我選手を追いかけました。区間賞を獲得する好走でしたが、森選手との差を詰めることはできずタスキを受取った時と同じ順位のまま最終区へ。
6区を任された竹上 千咲選手は、予選会での失敗を繰り返さないよう最初から積極的に走りましたが、福井入りしてから体調に不安があったこともあり3位でのフィニッシュとなりました。
結果および各選手のコメントは下記の通りです。
区間 | 順位 | 記録 |
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1区 | 区間6位 | 21分10秒 |
今回は1区を走らせていただきました。スタートから集団の中で落ち着いて走ることができて良かったです。「後半勝負だ!!」と意識していましたが、対応できずに先頭との差が開いてしまいました。悔しい気持ちもありますが、2位以降の選手と差を開けずにタスキを渡すことができたのは良かったです。
今回の駅伝は、それぞれが力を出しきれたから3位入賞することができたのだと思います。全日本実業団対抗女子駅伝の予選とFUKUIスーパーレディス駅伝での反省を活かし、これからチームみんなで大きく成長していけるようにしたいと思います。たくさんのご声援ありがとうございました。
区間 | 順位 | 記録 |
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2区 | 区間4位 | 9分35秒 |
出身県でのレースでしたので、「地元の方に元気な走りを見て欲しい」と思い臨んだ大会でした。ウォーミングアップの時から身体が良く動いたので自信を持ってスタートラインに立つことができました。後半きつくなってきた時に粘ることができ、順位を上げることができたので良かったです。沿道からの応援や、スタート前にもたくさんの方々に声をかけてもらい、嬉しくて力になりました。全日本実業団対抗女子駅伝の予選では悔しい思いをしましたが、「その悔しさを活かすことができた駅伝だった」と感じました。たくさんの応援ありがとうございました。
区間 | 順位 | 記録 |
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3区 | 区間1位 | 12分38秒(区間賞) |
雨の中でのレースでしたが、それほど気温が低いとも感じず、とても走りやすいコンディションでした。1区・2区が良い流れを作ってくれ、とても走りやすい位置でレースを進めることができました。最初から前を追いかけて走り、集中して押して行くことができたので、後半もリズムを落とさずに走れて良かったです。今回は区間賞を取ることができ、少しでもチームに貢献できたことが嬉しかったです。目標としていた優勝にはとどかなかったけど、ベストを尽くす走りができたことは次に繋がると思います。寒い中、応援に駆け付けていただいた皆様、本当にありがとうございました。
区間 | 順位 | 記録 |
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4区 | 区間8位 | 13分13秒 |
今回は4区を走らせていただきました。最初から積極的に走り、積水化学の堀川選手を抜いたあとに九電工のワイディラ選手に抜かれてからも、粘りに粘って「次の走者のために1秒でも!!」という気持ちで走ることができました。「ワイディラ選手にもっともっと食らいつきたかった」という悔しい気持ちもあるので、これからもっと力をつけていきたいと思いました。前回の反省点が活かせた反面、新たな反省点も見つかったので、しっかりと頭の中を整理してこれからの練習に取り組んでいきたいと思います。応援ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
区間 | 順位 | 記録 |
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5区 | 区間1位 | 16分13秒(区間賞) |
テレビに映るチームメイトの、「一つでも1秒でも前に!!」という走りを見て勇気をもらっていたこと、1秒差で全日本実業団対抗女子駅伝の出場権を逃したことが、今回走っている時にも後押しとなり、最後の最後まで「1秒でも速くアンカーに!!」という気持ちで走れました。自分としても今までにないようなラストのスパートができ、優勝することはできなかったものの、恐れることなく先頭を目指して走れたことはプラスになったと思います。常に1秒の大切さを忘れないようにし、これからのレースに繋げていきたいと思います。
区間 | 順位 | 記録 |
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6区 | 区間9位 総合3位 | 25分42秒 1時間38分31秒 |
UKUIスーパーレディス駅伝の6区を走らせていただきました。今回も最長区間でしたが、「この前の駅伝と同じ失敗を繰り返さない」ということと、「みんなが2位という好位置でタスキを繋いできてくれたので、それをしっかりとゴールまで運ぶ」ということを意識し、始めから引いてしまわずに思い切って走り出せたかなと思います。ただ、体調を万全にしてレースに臨むことができなかったこともあり、後半は失速してしまい順位を1つ下げてしまったことが悔しいです。チームとしては、「目標としていた3位以内を達成することができたことは良かったかな」とも思いますが、「来年の駅伝に向けてチーム全体で更に力をつけていかなければいけない」とも感じました。
今年の駅伝はこれで最後になりましたが、これからは個人の目標に向けて頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございました。