10月23日(日)に福岡県宗像市をスタート・ゴールとする6区間42.195kmで行われた、「プリンセス駅伝in宗像・福津 第2回 全日本実業団対抗女子駅伝予選会」にキヤノン アスリート クラブ 九州が出場しました。
レースは、1区の川嶋 利佳選手が2km過ぎから徐々に遅れ始め、2区への中継では先頭から1分28秒差、14位から55秒差という苦しいスタートとなってしまいました。
2区の真柄 碧選手、3区の竹上 千咲選手は必死に前を追いかけましたが、14位との差を詰めることができず、4区の青木 優子選手が若干差を詰めたもののレースはそのまま終盤へ。
5区の竹本 由佳選手は、強い向かい風の中、何とか最終区へ望みを繋ぐべく前を追いかけましたが、思うような追い上げができずに最終区へタスキリレー。14位まで3分40秒差という状況でタスキを受け取ったアンカーの平井 恵選手は、出場権獲得が難しい状況でも最後まで前を追って走りましたが、最終的に21位でのフィニッシュとなり、11月に仙台で行われる「第36回全日本実業団対抗女子駅伝」への出場権を獲得することはできませんでした。
沿道で観戦していた地元の方々や、九州のキヤノングループから、総勢700名以上の応援団・ボランティアが集まり、選手たちに声援を送りました。ありがとうございました。
今大会に出場した各選手のコメントは下記の通りです。
区間 | 順位 | 記録 |
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1区 | 区間22位 | 24分02秒 |
2年ぶりに駅伝を走らせてもらうことになりとても嬉しく、「少しでもチー
ムの力になれたら...」と思っていましたが、チームの足を引っ張ることになってしまい本当に申し訳ないです。
1区の序盤は毎年スローペースだったので、「今回もスローになる」と予想していましたが、今年のペースは今の自分にとってハイペースで、2km過ぎの早い段階で離れてしまい力のなさを痛感しました。もっと集団の中で真柄選手にタスキを渡せていたら、2区以降の選手も走りやすかったと思います。流れを作るという1区の役目が果たせなくて申し訳ないです。
今回の駅伝で、「他のチームと力の差がかなりある」と感じたので、来年はこの差を少しでも縮めて戦えるよう、みんなで頑張りたいと思います。たくさんの応援ありがとうございました。
区間 | 順位 | 記録 |
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2区 | 区間13位 | 13分03秒 |
今年も2区を走りましたが、「どんな順位で来ても一つでも順位を上げる走りをしよう!!」と思って走りました。自分の力通りの走りをすることはできましたが、一つしか順位を上げることができず、流れを変える走りができずに力不足だと感じました。しっかりと準備をして臨みましたが、まだ足りなかったこと、そして何よりも全国に行くことができずに悔しく、「もうこんな思いはしたくない」と思ったので、「来年は絶対全国に行ってしっかりと勝負できるくらい強くなろう」と思いました。沿道の方々の応援が力になりました。応援、本当にありがとうございました。
区間 | 順位 | 記録 |
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3区 | 区間24位 | 35分39秒 |
今回のプリンセス駅伝では3区を走らせていただきました。『エース区間』と呼ばれる区間を初めて走りましたが、全く勝負することができず、自分の力不足を痛感するレースとなりました。チームとしても、目標としていたクイーンズ駅伝出場を逃してしまい本当に悔しく、まだまだ、実力もチーム力も足りなかったのだと感じています。ただ、「きつくても1秒1秒を大切にし、最後まで諦めず少しでも前に!!」という意識で走りきれたのは良かったと思います。全員が同じ意識だと思うので、その気持ちを大切に、来年こそ予選を突破できるようみんなで頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございました。
区間 | 順位 | 記録 |
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4区 | 区間9位 | 12分43秒 |
今回は4区を走らせていただきました。後半区間の選手が少しでも楽に走れるよう、もっと前との差を詰めてタスキを繋ぎたかったのですが、レースの流れを変えることはできませんでした。風が強かったことやアップダウンが多い区間だったこともあり、後半に備え前半から中盤を積極的に走れなかったので、「前半から積極的に走っても大丈夫!!というような、自信を持てる力をつけたい」と思いました。チームとしては、昨年の1秒の悔しさを晴らすためにこの1年間取り組んできたのでとても悔しい結果となりましたが、これが今のチームの力だと感じています。
応援してくださった皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、来年こそは全国に出場できるよう、個人としてもチームとしてももっと力をつけていけるように頑張りますので、これからも応援宜しくお願い致します。今回もたくさんの応援、本当にありがとうございました。
区間 | 順位 | 記録 |
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5区 | 区間21位 | 37分26秒 |
どんな順位で来ても動じない心の準備はできていたので、スタート前も落ち着いていたと思います。「入りは行きすぎないように!!」ということだけ意識して走りだしましたが、終始向かい風で前半は予定よりもタイムが稼げませんでした。でも、後半からだと思っていたので、前が見えだしてからは「1秒でも前に追いつく」という気持ちで走りました。結果は、チーム的にも個人的にも予定通りにいきませんでしたが、これからやらなければいけないことをやっていくしかないので、この結果に負けないように気持ちを強く持って次に繋げたいと思います。
区間 | 順位 | 記録 |
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6区 | 区間11位 総合21位 | 22分38秒 2時間25分31秒 |
この1年、チームみんなで予選突破に向けて頑張ってきたので本当に悔しいです。自分自身はアンカーを走りましたが、目標としていた区間タイムにも届かず、チームにも貢献できなかったので、まだまだ力不足だと感じました。それでも、最後の最後まで集中して全力で走れたことがとても楽しかったし、沿道の声援がとても力になりました。この1年、チームみんなで戦うと決めて取り組んできたことは絶対に無駄ではないし、無駄にしたくないです。また1年、この悔しさをかみしめて頑張っていきたいです。応援ありがとうございました。
1位: TOTO(2時間19分15秒)
2位: ノーリツ(2時間20分00秒)
3位: 京セラ(2時間20分11秒)
4位: パナソニック(2時間20分14秒)
5位: ホクレン(2時間20分16秒)
6位: しまむら(2時間20分25秒)
7位: 日立(2時間20分42秒)
8位: JP日本郵政グループ(2時間20分45秒)
9位: 資生堂(2時間20分50秒)
10位: ダイハツ(2時間21分26秒)
11位: ワコール(2時間21分33秒)
12位: ユタカ技研(2時間21分50秒)
13位: 三井住友海上(2時間22分20秒)
14位: 十八銀行(2時間22分45秒)
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※以上が第36回全日本実業団対抗女子駅伝出場
15位: ルートインホテルズ(2時間22分57秒)
16位: ユニクロ(2時間23分02秒)
17位: 大塚製薬(2時間23分25秒)
18位: エディオン(2時間23分29秒)
19位: 宮崎銀行(2時間23分56秒)
20位: シスメックス(2時間25分08秒)
21位: キヤノンAC九州(2時間25分31秒)
22位: 鹿児島銀行(2時間26分29秒)
23位: スターツ(2時間27分23秒)
24位: 肥後銀行(2時間28分36秒)
25位: 小島プレス(2時間29分44秒)
26位: 愛知電機(2時間31分20秒)
27位: メモリード(2時間33分01秒)
28位: ナンチク(2時間35分39秒)