10月30日(土)、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園陸上競技場において行われた「TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CIRCUIT in TOKYO」に大塚・モカヤの2選手が出場しました。
結果ならびに田中コーチの総評は以下のとおりです。
種目 | 記録 | 順位 |
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女子5000m | 15分30秒46 | 1位 |
種目 | 記録 | 順位 |
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女子5000m | 16分31秒30 | 9位 |
自己記録の短縮を狙い、MIDDLE DISTANCE CIRCUIT in TOKYOの5000mに大塚・モカヤが出場。レースは積水化学の新谷選手がペースメーカーを務めることになっており、設定が1kmあたり3分10秒ということであった。大塚にとっては自己記録を狙う上で絶好のペースとなるが、モカヤにとっては少し遅いペースであるので、ペースメーカーにはつかずに、1kmあたり3分05秒で走り、ラスト1000mでペースアップし、記録を狙うように指示をして送り出した。
モカヤは想定通りの走りを見せ、1000mを3分03秒で通過し、2000m以降は少しペースダウンしたものの、4000mを12分20秒で通過する狙い通りの展開となった。ラスト1000mでペースアップできれば、15分20秒に近いタイムでフィニッシュできると考えたが、4000mを過ぎてもペースは上がらず、逆にペースダウンしてしまい、結局15分30秒でのフィニッシュとなった。ラスト1000mまではきつさはあるものの、余力は残しているように感じていたので、課題の残るレースとなってしまった。
大塚は新谷選手が引っ張る集団でレースを進め、1000mを3分07秒で通過。集団にはついていたが、スタートより余裕のない動きとなっており、どこまで我慢できるかとみていた。しかしながら、2000m過ぎに集団より遅れ始め、大きくペースダウンしてしまった。そこからは苦しいレースとなったが、粘りの走りを見せ、16分31秒でのフィニッシュとなった。15分台でのフィニッシュではなかったが、トップ選手と走ることにより感じたことは多いであろう。両選手ともに、肌で感じたことを今後の練習に活かし、クイーンズ駅伝へとつなげてもらいたい。