第73回熊本市中長距離陸上競技選手権大会
11月28日(土)、熊本県熊本市において行われた「第73回熊本市中長距離陸上競技選手権大会」に藤井、今村、モカヤ、大塚、古川、一の6選手が出場しました。
結果ならびに川上監督の総評は以下のとおりです。
今村 菜々子
- 種目
- 女子3000m
- 記録
- 10分02秒07
- 順位
- 2位
藤井 結愛
- 種目
- 女子3000m
- 記録
- 10分03秒65
- 順位
- 3位
藤原 花音
- 種目
- 女子3000m
- 記録
- DNS(欠場)
- 順位
- -
マータ・モカヤ
- 種目
- 女子3000m決勝
- 記録
- 10分15秒14
- 順位
- 6位
大塚 英梨子
種目 | 記録 | 順位 |
女子5000m | 16分15秒59(自己新記録) | 3位 |
- 種目
- 女子5000m
- 記録
- 16分15秒59(自己新記録)
- 順位
- 3位
古川 夏海
- 種目
- 女子5000m
- 記録
- 16分43秒00
- 順位
- 5位
一 紋野女
- 種目
- 女子5000m
- 記録
- 17分44秒87
- 順位
- 6位
総評(川上監督)
自己記録の更新を狙い、熊本市中長距離選手権にエントリー。3000mに藤井・今村の2名、5000mにモカヤ・大塚・古川・一の4名がそれぞれ出場。
当日は少し寒さを感じたものの、風もさほど強くはなく、良好なコンディションの中でのレースとなった。
3000mの1組目に藤井が出走。スタートから積極的な走りを見せ、1000mまでは先頭を独走。1000m過ぎで後ろから来た集団に追いつかれたものの、2000m手前までは食らいつく粘りを見せた。集団から離れてから多少ペースダウンはしたものの、10分03秒の今季ベストタイムでフィニッシュ。記録はまだまだ低調ではあるものの、自らが設定した課題に対してしっかりと向き合えており、次戦に更なる記録短縮の期待が持てる。
3000mの2組目に今村が出走。レースは現在の今村の力を考えるとハイペースでの展開となったこともあり、前半は後方に待機し、自らのペースでレースを進めた。1000mを過ぎてからペースダウンをしたものの、ラスト1000mでペースアップをし、10分02秒の今季ベストでフィニッシュ。中盤の落ち込みという課題は改めて浮き彫りになったが、入りのペースにはゆとりを感じられるようになってきており、次週のレースでは更なるタイム短縮を期待したい。
5000mはモカヤと九電工のウィニー選手の2名が1周72秒ペースで引っ張る形でスタート。二人で競いあう形で、モカヤには少なくとも15分30秒切りを達成してほしかったが、ペースを維持できず、1周76秒程度かかる苦しい展開となった。結局、最後までペースアップできず15分40秒でのフィニッシュ。物足りなさを感じる結果となった。
大塚は、前半のハイペースへの対応に苦しみ、苦しいレース展開となったが、悪いなりにもレースをまとめる粘りの走りを見せ、16分15秒の自己ベストでフィニッシュ。改めて成長ぶりを示す結果となった。
古川は大塚と同様の位置で滑り出したが、1000m過ぎから徐々に後退し始め、16分43秒でフィニッシュ。練習は順調に消化できているだけに、歯がゆさを感じるレースが続いている。2020年ラストレースとなる次戦では、強気なレースを見せてもらいたい。
一は現状を確認すべく5000mに出場させた。前半はうまく滑り出したものの、2000m以降後退し始め、それ以降はレースにならなかった。しかしながら、レースを通じて、改めて収穫・課題が明確になったので、収穫・課題を踏まえた上で、次戦の3000mでは記録の短縮に期待したい。